どんなときも安心して暮らせる山梨をめざして!山梨県の防災関連情報をコンパクトにお伝えする月に一度のラジオ番組。県民の備えにプラスとなる情報や話題をお届けします。

 

毎月第4金曜 17:15-17:25放送

 

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2021年8月27日放送

こちらで放送内容を聴くことができます

 

新型コロナワクチン接種

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止し、収束に向かわせる切り札とされている新型コロナワクチンの接種。職域接種や県の大規模接種センターによって、県内でもワクチン接種が本格化しています。

今日はワクチン接種について山梨県 感染症対策グループ ワクチン班 土屋勇歩さんに伺います。

よろしくお願いします。

 

小松 土屋さん、まずは現在のワクチン接種状況について教えてください。

土屋 月から始まった県内65歳以上の高齢者への接種については、
1回目はおよそ約23万回(約90%)、2回目はおよそ約22万回(約88%)の接種が完了しています。
64歳以下への接種も順次始まっていまして、高齢者を含む対象者約75万人つき、8月23日時点で、1回目は約37万回(約49%)、2回目は約29万回(約39%)の接種が完了しています。
また、企業等での職域接種の実施や今月は県の大規模接種センターも始まりまして、県内でも12歳以上の方へのワクチン接種が本格化しています。

 

小松 ワクチン接種のメリットはどんなものがあるでしょうか?

土屋 現在、承認されているワクチンは2回の接種により約95%の発症を予防する効果があると報告されています。しかし、日常生活の中で、ワクチン接種のメリットに関するニュースよりも、デメリットに関するニュースの方が、目にすることが多いですよね。
とくに若者にとっては、ワクチンのメリットよりもデメリットが大きく見えてしまっているようです。

けれども重症者や死者が少ない若者も、ワクチン接種を受ける意義は高いんです。20代でコロナにかかった人の数は日本国内だけで20万人を超えています。大半が「軽症」で済んでいますが、38度の高熱を出し、咳が2週間続いても「軽症」に分類されます。「軽症」の言葉からくるイメージとは結構違いますよね?ワクチンは若者に対しても、高い有効性がありますので、ワクチン接種を受け、免疫ができることによって、感染や発症の確率を大きく減らすことができます。また、仮に感染したり、発症した場合でも、症状のある期間が短くなったり、重症化を防いだりする効果も期待できます。ご自身の健康、命を守るためにも接種をおすすめします。

また、ワクチン接種をすることで、ウイルスの量を低くする効果があり、同居する家族や日常的に接する友人、同僚を守る効果もあります。
さらに接種が進めば地域全体で感染症に対する防御は高まり、以前のような学校生活や日常生活を取り戻すことができます。

そしていま、新たな変異ウイルスが出てきていますが、感染する人が減れば変異ウイルスが誕生する確率を減らすこともできます。

 

小松 若い世代のワクチン接種も大切なんですね。接種までの流れはどうなりますか?

土屋 予約の方法は、市町村によって異なりますので、まずはお住まいの市町村にお尋ねください。
接種前には自分の健康状態をしっかり把握していただき、不安がある方は、前もってかかりつけ医に相談するなどしていただきたいと思います。接種会場、接種券、接種予約など一般的な問い合わせはお住まいの市町村に。
ワクチン接種の効果・安全性や接種時の注意点などの問い合わせ、接種後に副反応が出た場合の相談は
山梨県新型コロナワクチン専門相談ダイヤル TEL 055-223-8878までお願いします。

午前9時から深夜0時まで受け付けています。

 

 

自殺予防週間

 ここからは、コロナ禍が要因で増加傾向にあるといわれている県内の自殺の現状と対策について、県 精神保健福祉センター 三神恭子さんに伺います。
よろしくお願いします。

 

小松 来月、9月10日から16日の1週間は「自殺予防週間」ということですが、山梨県内の自殺者数は増えているんでしょうか?

三神 はい。県内の今年1月~6月までの自殺者は77人で、昨年の同じ時期より24人(45.3%)増えました。昨年と比べると、20代男性が10人増で最も多く、60代と70代の男性がそれぞれ4人増えています。
これは、コロナ禍の影響で20代男性は不安定な雇用や将来への悲観、60代、70代男性は健康問題や失業などの生活の不安などが自殺につながった可能性があります。

 

小松 確かに先の見通しも悪く、閉塞感が漂っていますもんね。県ではどのような取り組みをしていますか?

三神 山梨県では、生きるのがつらいと悩まれている方に対し、切れ目ない相談体制を確保するため、心の悩みに対応する「こころの健康相談統一ダイヤル」の受付時間を昨年7月より、365日・24時間に拡大しました。
また、ツイッターで自殺願望を発信した方に対し、相談窓口に誘導する広告を表示する取り組みも実施しており、今年の6月からは、検索サイトやニュースアプリにも、広告を表示するなど、取り組みを強化しています。
さらに、このような水際対策に加えて、自殺につながる要因を社会全体として取り除いていきたいと考えています。

 

小松 私たちにできる自殺予防はどういったことが考えられますか?

三神 多くの人は、自分は自殺と関係がないと考えがちですが、実際は自分や家族、友人など周りの人が当事者になる可能性があります。自殺は誰にでも起こりうる身近な問題です。そして自殺はその多くが防ぐことのできる社会的な問題です。家族や仲間など、自分の周りにいる大切な人の変化に気付き、一歩勇気を出して声をかけ、本人の気持ちを尊重しながら耳を傾ける。そして、必要に応じて専門家へつなぎ、温かく寄り添いながら見守っていくということが大切です。自殺予防は県民一人ひとりが主役です。


小松 何らかのサインに気づくことが大切ですよね。
さきほどお話しに上がった、24時間受付の「こころの健康相談統一ダイヤル」は全国共通の電話番号です。電話は0570-064-556。生きるのがつらいと悩まれている方や周りに悩んでいる人がいる方は、ひとりで抱え込まないで、お電話ください。

 

 なかなか収束の気配がない新型コロナウイルス感染症ですが、ワクチン接種は私たちができる収束へ向けての第一歩です。基本的な感染症対策を継続しながら、積極的なワクチンの接種もお願いいたします。

 

 

次回は9月24日(金)17時15分放送

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