ドメーヌ・デ・テンゲイジ

5月13日(月)は、

2017年に、北杜市明野町に

ワイナリー「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」を設立しました

醸造家 天花寺弓子さんと

栽培家 下川真史さんを、スタジオにお迎えしました。

 

 

もともと輸入ワインのインポーターをされていた

天花寺さん

その際、フランス ロワールで、

日本人の女性として初めて

ドメーヌを持ったという方と出会い、

気持ちが、インポーターからワイン造りに

傾いていったといいます

 

思い立ったらすぐ行動するのが、天花寺さん

ワインを造るなら

日本のワインの発祥地で・・・

と、山梨を訪れた際、

一升瓶ワインを知り、

さらに、湯呑み茶碗で飲み、

しかも、肉じゃがや、家庭料理と飲んでいる

という風景を見ます。

それが海外と同じで

「ここは小さなフランスだ」と思ったそう。

 

その後は

醸造学を学ぶため、

山梨大学のワイン科学研究センターへ。

柳田先生と出会い、

「マスカット・ベーリーAとワイン酵母」

テーマに研究をし、

ニュージーランドへ経験を積むために行くこともありました。

 

そこには、研修をするみんなが

自国のワインを持ち寄り、

感想を言い合ったりするのですが、

その時の、日本のワインへの反応が思ったものでなく、

「世界に認めてもらいたい」と強く感じたことが、

山梨を代表する赤ワイン用ブドウ品種

‘マスカット・ベーリーA’のワイン造りにも

反映されています。

 

そのMBA

先日初めて飲む機会に恵まれまして、

私、

「これ、マスカット・ベーリーA??」って

驚いたんです。

 

樽香や余韻が心地よく、

赤いベリーの香りに、さらに別の表情が見え隠れし・・・

ブドウ自体のよさも分かりましたし、

上手にそれが生かされた、

これまでの印象を覆す、美味しいMBAでした。

 

移住して8年

 

醸造学から学び

ブドウを作り

地元の人たちとつながり

縁がつむいだ明野の広大な土地で

ついに、自分たちのワイン造りが始まりました

 

 

 

 

 

まだまだ飲みたくても飲めなくて

会えたらラッキーな、天花寺さんのワイン

 

でもそういった希少性を持ったワインにする

つもりは全くなく

ブドウの収量も増えるこの冬には

「本数がまとまってリリース出来ます」

とおっしゃっていました。

ほっ♡

 

日本は珍しく、海外のワインを喜んで飲む人が多いですが

海外は、自国のワインに誇りを持ち、

自分たちの食事と合わせて気軽にワインを飲みます。

そんな誇りと自慢となり、飲みたくなる1本を、

これからきっと私たちに

届けてくれるのではないでしょうか(^^)

 

 

 

 

 

 


2019年5月16日 18:48

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