ドメーヌ・ジンワイナリー
12月14日(月)
今年の夏にオープンした「勝沼ワイン村」
東夢ワイナリーが中心となり、隣接する小規模ワイナリーで形成され、
7200平方メートルの敷地に、7つのワイナリーが入っています。
そちらに9月1日にオープンしたのが、ドメーヌ・ジンワイナリー
代表の、渡邊隆仁さんをお招きしました。
鉄鋼の仕事に従事されていた渡邊さん
昔からモノ作りと植物が好き。
大人になってからは、山が好き、ワインが好き。
定年が近付くなか
自分が今したいことを考え始め
好きだったことが全て集まった「ワイン造り」
に夢が広がっていきました。
東夢ワイナリーに出会い、鳥居平に畑を借り、
開墾して、ブドウ作りから。
3年目から収穫が出来るようになります。
今度は醸造を学ぶため
週末のみ東夢ワイナリーで研修。
モノ作り好き植物好きが高じて
いろいろな品種を植え始めたら
あれよあれよと畑が広がり、7反歩に。(1反=300坪)
13年前に週末だけ通い始めた山梨
2011年3月の定年後は、本格的にブドウ作りワイン造りへ
自分が育てたブドウを使い、東夢ワイナリーで委託醸造して
自分のワインが出来るようになりました。
ただ、一生懸命造っても
「美味しいですね」の後
「いいご趣味ですね」
と言われ、仕事として頑張って造っているのにな・・・
と、少し悔しい気持ちを抱えていたようです。
そんな時に、
資金を借りることが出来、
自分の醸造所を持つことへと舵を切ります
「勝沼ワイン村」参戦です!!(^^)!
69歳の今
「仕事」として向き合えるワイン造りは「気が引き締まる」と話します。
お金を返さなきゃならない、というのもいいモチベーションになっているよう。
体力はさすがに若い頃に比べて落ちてきたと言いますが、
「ロボットアームもいいものが出ているので、
それらを駆使して、85歳までは造り続けたい」
と、好きなことをやるのだから出来るだけ長く!!
と話す渡邊さんからは、
気力十分で、喜びしか伝わってきません(*^^*)
今も木更津に住む奥様ともいい距離感だそうで、
けんかもなく、ワインも褒めてくれるとのこと。
2週間のうち、10日勝沼、4日木更津
この生活はまだまだ、夢と共に続きます。
2020年12月15日 18:10